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2017.12.03 Sunday
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筆:ミヤタカズヒコ
家:https://m-atelier.jp/ 別:http://kamakurahouse.jugem.jp/ ■BRIWAXって知ってます?
2009.07.30 Thursday
これ知ってます? 英国王室ご用達の蜜蝋ワックスでBRIWAXといいます。 フローリングや木製家具のためのワックスです。 もちろん合板でも無垢板でもOK。 それほど高価なものでもなく、最近は通販でも購入可能のようです。 たしか1800円くらい。 主成分は天然蜜蝋とカルナウバ蝋(口紅の原料)で、速乾ワックスとして木製品を着色、保護、艶出しをします。 特に、乾いてからウエスで乾拭きすると自然な艶と光沢が増し、美しい仕上がりに。 ひとつ持っていると重宝します。 息子の代まで使わせたい、なんていうお気に入りの木製家具を持っている方にはオススメです。 ■フランスのビンテージ家具
2009.07.27 Monday
ヨーロッパのビンテージ家具がスキです。 特にフランスものにグッときます。 言葉で説明するのは難しいのですが、フランスのモダンデザインには強い個性があって、とても洗練されています。 見方によっては気障な印象も受けますが、その辺も愛嬌があってステキです。 ・イギリスには伝統が持つ堅苦しさ ・ドイツには職人気質な頑固さ ・アメリカには自由な発想の柔軟さ ・・・と、各国の家具には独特の「持ち味」があります。 この「持ち味」を常に意識しておかないと、空間の雰囲気は滅茶苦茶になってしまいます。 すべてのそれを統一させる必要はありませんが、理解した上でMIXしなくてはいけません。 まぁ、そこがインテリアデザインの楽しいところですが。 写真はうちのリビングです。 砂壁+畳だった築40年の住宅の和室をリノベーションした空間です。 いかがですか? 感性で家は変わります! 詳しくはこちらでどうぞ。 ちなみにこちらは1階のアトリエです。 印刷工場だったところを簡単にリノベーションしました。 2階とは違って雑多な雰囲気ですが、すべてが趣味で集められたものなので、自分にとっては落ち着く空間となっています。 建築・リノベーションに興味のある方、こちらもどうぞ。 ■リアルバリアフリー?
2009.07.24 Friday
家の床に段差がない・・・ それはステキなことですか?それが本当のバリアフリーですか? それはデベロッパーとハウスメーカーに任せておきましょう。 私たちの思うバリアフリーとは「人の気配」をいつも感じられる家です。 お父さんが居間でテレビを見て、お母さんがダイニングでインターネットを楽しみ、子供たちが廊下で追いかけっこ。 ・・・バリアフリー・・・ 引きこもる(バリア)ことのない開放的(フリー)な家。 段差がない・・・ それはあまり重要なことではありません。 一歩外へ出ればいたるところに段差はあります。 家の中でこそ段差を楽しみましょう。 床にレベル差を設けると空間に豊かな表情が生まれます。 そして将来、段差を辛く感じたら再度リフォームです。 家族は成長します。 躯体がしっかりしていれば家も変われます。 家も成長させましょう。 ■Alex Moultonの自転車
2009.07.21 Tuesday
モデルはAPB-8です。
現在は生産中止のモデルで、モールトン自転車の特長をすべて備えたベーシックモデルです。 アレックス・モールトンの自転車。 20年前のワタシには高嶺の花でした。 知り合いのおじさんが乗っていたのを指をくわえて眺めていたのを覚えています。 建築・リノベーションに興味のある方、こちらもどうぞ。 ■エコロジーはエコノミー?
2009.07.18 Saturday
しかしそうすることが世間の閉そく感や低迷感を助長しているとは思わないのでしょうか? つまりは自分たちの首を絞めていると・・・。 「不景気!不景気!」と捲くし立てれば視聴率は伸びるんでしょうか? わかりかせん。 衣は「ユニクロ」 食は「マクドナルド」 住は「ニトリ」 車は「プリウス」 各業界、これらがダントツなんだそうです。 もちろん企業努力はあるのでしょう。 しかし安いものには安い理由があるはずです。 これらの企業を悪く言う気はサラサラありませんが・・・ ・・・それでいいのかなぁ。 価格とは後からついてくるものです。 結果としての価格だけで判断していいのでしょうか? 本当に大切なことはそのプロセスやクオリティです。 本物を見極められる目を持って、もっとこだわってください。 テレビで見たから・・・ 雑誌に載ってたから・・・ みんなが持っているから・・・ そんなの、もうやめましょう。 まだ使える車や家電を無神経に捨て、新品に買い換えることが、なぜエコロジーなのか・・・? エコロジーとエコノミーを履き違えてはいませんか? 決して同意語ではありませんよ。 メディアになんか、惑わされないでください。 築40年の家に住み、93年式の車に乗り、15年前に買った靴を履き、20年前に買った革ジャンを愛用しているワタシ。 きっと今風に言えば、ecoじゃないんでしょうねぇ。 eco? エコ? エコエコアザラク・・・ ■祇園の町並
2009.07.15 Wednesday
京都祇園祭の季節です。 今年の夏は仕事で京都に行くことが多くなりそう。 まぁ、祭りを楽しむ時間はないと思いますが。 写真は祇園の町並みです。 四条通りの北側に流れる白川あたり。 この辺の店は店頭にメニューなんか出していません。 一見さんには何屋なのか、いや店なのか家なのか分からないような建物がたくさんあります。 きっと観光客は相手にしてないんでしょうね。 「知ってる人だけおこしやす」って。 鎌倉時代には八坂神社の門前町として、江戸時代になって御茶屋街としてさらに発展してきた地域のようです。 東京でいうところの銀座ですかね? この辺り、いまでも昼と夜ではまったく別の顔です。 桜の季節には川沿いがライトアップされて、とてもキレイです。 軒を連ねる町屋が京の風情ですね。 夏の蒸し暑さも京都らしくて、ワタシは好きです。 ■建物に流行ってあるの?
2009.07.12 Sunday
建物は建てて終わりというものではありません。 また、完成時がもっとも美しい建物は、決していい建物とはいえません。長い年月を経て、より重厚感や存在感が増し、汚れや朽ちていく様にも愛着が持てるような上質な建物。 新築、改修に関わらず、私たちはそういったロングライフデザインを目指しています。 印象として派手なもの、風変わりなものは住宅には不向きです。 もちろん過度の装飾も必要なし。 どうすればデザインとしての安心感・清潔感などを含めたこちらの意図を表現できるのか? もちろん答えはクライアントによっても違ってきます。 そこが悩ましい部分でもあり、楽しい部分でもあり。 まぁ、設計という仕事の醍醐味ですね。 いずれにせよ、建物とは流行に左右されるようなものではないのです。 これ↓は1951年竣工の坂倉準三氏設計による神奈川県立近代美術館です。 氏はル・コルビュジエの弟子であったことでも有名です。 半世紀以上前の建物に見えますか? 古くさいですか? 日本が元気だったこの頃の建物、ワタシは大スキです。 ■自然ノチカラ
2009.07.09 Thursday
最近撮った花の写真たち。 何気なく歩いていると見過ごしがちですが、こうしてスポットをあてると、その美しさに驚きます。 グラデーション、等分割、シンメトリー、正三角形、正円などフリーハンドでは描けない様々な図形が自然のチカラで表現されています。 デジカメの高性能化に感謝。 これ「七変化」なんていう変な名前の花です。 おどろきの造形。 キレイすぎて造花みたいです。 ガクアジサイからの布系。 じつは小さい花で、直径4cmくらいしかありません。 名前は知りません・・・。 よく街角に咲いている花ですが、じっくり見たことはありませんでした。 キレイ。 これは日光キスゲという花です。 ユリ科の花でその名のとおり北関東に分布。 雨上がりの谷川岳にて。 アジサイです。 鎌倉にて。 この季節の鎌倉には雨が似合います。 いろいろな色がありますが、この色がいちばんスキ。 ザ・日本って感じです。 ご存知、タンポポ。 生命力の強い植物です。 こんなタンポポ畑もステキですが、アスファルトの裂け目から生えているものを見つけると、グッときます。 ■12年前の登山靴
2009.07.06 Monday
イタリア製のzamberlan(ザンバラン) FUJIYAMA。 フジヤマと言いつつも、イタリア製です。 発売以来、日本で人気が出たのでフジヤマと名付けたそうです。 12年以上前に買ったものですが、1度しか穿いていないほぼデッドストック状態。 現在復刻されているFUJIYAMA GTとは違います。 ゴアテックス仕様でもない初期のオリジナル。 「おっ!」と思った人。 40歳以上の山好きな方だと思います。 こちらもイタリア製のSCARPA。 これまた10年以上前のほぼデッドストック状態。 ここまでくると穿くのがもったいないです。 どちらも最近の登山靴とはまったく違った設計です。 地味だし、重いし、硬いし・・・。 でもなんかいいです。 ヘビーデューティ。 独特の風合いと、いかにも「山やってます」的な風貌。 今後、彼らがデビューする日は来るのでしょうか? ■絶望=苦悩−意味
2009.07.03 Friday
ヴィクトール・E・フランクルという人を知っていますか? ワタシは知りませんでした。 先日TVを見て、知った人物です。 第二次世界大戦中、ユダヤ人であるがためにナチスによって強制収容所に送られた、オーストリアの心理学者で、精神科医・脳外科医・作家でもあったそうです。 生前、彼はこういった公式を説きました。 「絶望=苦悩−意味」 「ん」って思いますよね? 左辺に「絶望」があって、右辺に「苦悩−意味」。 または「−意味」を左辺に移項したら、「絶望+意味=苦悩」。 つまり苦悩することは絶望することではない。 苦悩のなかに意味を見出せないことが絶望なのだ、と。 言い換えれば、苦悩のなかにも意味を見出せれば、そこには明るい未来が待っている、ということです。 強い言葉です。 当時の彼らの本当の想いは、ワタシにはわかりません。 ・・・しかし・・・ こういうことを考えなければならないような世の中。 そんな世の中に二度とならないことを、祈らずにはいられませんでした。 建築・リノベーションに興味のある方、こちらもどうぞ。 |
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