筆:ミヤタカズヒコ
家:https://m-atelier.jp/
別:http://kamakurahouse.jugem.jp/
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■鎌倉の湿気・・・
ワサでは聞いていました・・・。

「鎌倉の湿気はスゴイよ」

特に北鎌倉には谷戸(やと)といわれる小さな谷が点在し、おまけに南からは湿った海風がモロに・・・。
という印象でジメジメな空気とカビに対する警戒は十分にしていました。

で、我が家の湿気+カビ対策をいくつかご紹介・・・。

基本的に古家の湿気対策は通気しかありません。
気密性なんてまったく期待できないので、除湿機を稼働してもキリがない。
というわけで、いかに風を通すか、それに尽きますね。
我が家も縁側のある南側とキッチンのある北側の窓を開け放てば気持ちのいい風が抜けていきます。
風がない時は窓辺でサーキュレーターをON。


閉め切って機械で除湿、というよりは窓を開けて風を感じたほうが断然気持ちいい。
常道ではないかもしれませんが、大雨でも降らない限り窓は開けっぱなし。


それと・・・

なるべくなら内装に調湿能力のある素材を使うことをおススメします。
例えば和紙・珪藻土・漆喰・障子・コーティング塗装していない無垢フローリングなど、日本古来の天然素材がヨシ。

それと北側に押しやられがちな収納は・・・。
基本的には開けっぱなしがヨシ。
押し入れだったらスノコを敷いて奥まで空気が行き渡るようにします。
要は空気に流れさえあれば、カビの胞子も排出されるというわけ。


2階建の家なら、2階に人が居なくても1階と同時に2階の窓も空けてあげる。
そうすると風がなくても1階と2階の温度差で空気の流れが発生します。

こちら↓は2階の階段室の窓。
開けっぱなしで風の通り道を確保します。


ちなみに浴室は出る前に全体に水をかけて表面を冷やしてあげるとカビの発生が抑えられます。
もちろん窓は可能な限り全開に。

軒先の風鈴も風情です。
個人的にはガラス製より鋳物(南部鉄)のほうがスキ。
縁側に座って息子とスイカの種の飛ばし合い・・・来年のお楽しみ。


やはり昔の家には古人の知恵が集約されています。
高気密・高断熱住宅がもてはやされる昨今ですが、もっと日本の夏を受け入れて正面から向き合ったほうが気持ちいいですよ。

まぁ都会ではそれも無理な話ですかね?

高気密住宅で24時間換気義務・・・なんか矛盾してません?
posted by ミヤタカズヒコ | 10:28 | ■イエ | comments(0) | trackbacks(0) |
■Disderot のデスクランプ
ランス1950年代の Disderot 社のデスクランプ。

デザイナーは Pierre Disderot。
彼が創業者ですかね?
詳しくは知りません。


Disderot 社は Pierre Guariche や Joseph-Andre Motte を輩出したフランスのハイエンド照明器具メーカー。
こちらはとても有名なモデルですが、市場にはほとんど出回りません。
随分前に安く購入したんですが、今ではまさにアートピース。
自慢の一品です。



おとなりのボールもお気に入りの一品。
陶器とは思えない繊細なラインです。
ある作家さんの作品で色合いもスタイルもバツグン。


中身は去年我が家の庭で咲いたアジサイをドライにしたモノ。
アジサイがドライフラワーになるって知ってました?
posted by ミヤタカズヒコ | 08:17 | ■カグ | comments(0) | trackbacks(0) |
■初夏の鎌倉と言えば
ジサイですね。

鎌倉生活二年生として、まずは1日かけてはんなりアジサイ巡り。
これら↓ぜーんぶ違う種類らしいです。
名前?
もちろん知りません・・・。

初夏の香り、満喫。

















最近、植物のはなしが続いています。
まぁいいですか、そんな季節です。
posted by ミヤタカズヒコ | 10:14 | ■シュミ | comments(0) | trackbacks(0) |
■花のチカラ
夏ですねぇ。

気持ちのいい季節です。
外は暑くても、室内や夜はまだまだ涼しくていい感じ。

というわけで昨日、家の中にちょっとした花を飾ってみました。
室内でも季節を感じられてとてもシアワセ。
いままでそんなこと思いもしませんでしたが・・・。
ひとつの花で室内の雰囲気はビックリするほど変わります。

ちなみにこちら↓は我が家のトイレ。
トップライトがあって十分に明るいので、彼らも気持ちよさそうです。
「トイレに花」是非おススメ。
マンガ読んでる場合じゃないですよ。


こちら↓は庭先で咲いた「アジサイ」・・・ベニバナと併せて。
ハサミを入れることがかわいそうな気もしますが、トイレで家人を和ませることも彼らの仕事かと思い・・・チョキ。
ホーローポットのチープさがいいでしょ?


品種は詳しくありませんが、とてもキレイな色合いです。


こちら↓は友人からいただいた「イワタバコ」(・・・というらしい)
友人宅の庭先で見てひとめぼれ。
「なにこれ?いいなぁ・・・」
なんてつぶやいたら一株分けてくれました。
Sさん、ありがとー。


花が散ったら庭に移植してみようかと計画中。


初夏の鎌倉といえばアジサイを連想しますが、じつは北鎌倉の隠れヒーローとしてイワタバコも有名らしいです。
知らなかった・・・。
群生するとこんな↓感じ、地味にステキ。
北鎌倉に似合います。
円覚寺にて。

posted by ミヤタカズヒコ | 18:01 | ■シュミ | comments(1) | trackbacks(0) |
■庭いじり その2
いじりの続き・・・

今回は高木の写真。
シンボルツリーというわけではありませんが、いくつかお気に入りを植えました。

とにかく植栽に関しては素人なので、どのタイミングでどんなふうに手を入れてあげればいいのかわかりませんが、理想的な木々の形状はイメージしています。

愛情込めてハサミを入れてあげればすくすく育つんでしょうか?
ただ大きくなればいいってモンでもないし・・・。
きっと木毎にルールがあるんでしょうねぇ。
まぁ、少しづつ勉強していこうかと。

これは「ヤマボウシ」
「ハナミズキ」に似ています。
ただ、どう違うのか・・・知りません。


こちらは「カツラ」
息子の名前なので、記念樹として植えました。


これは「姫シャラ」
玄関先でお客さんをお出迎え。


白壁の前には玉砂利のすき間から「トクサ」
「和」な感じです。



posted by ミヤタカズヒコ | 20:38 | ■シュミ | comments(0) | trackbacks(0) |
■工業系家具が熱いらしい!
近、世界的にフランスのインダストリアルファニチャー(工業系家具)の価値が見直されているらしい。

雑誌で特集されたり、普通に雑貨屋さんで目にしたり。
実際、ヨーロッパでの相場もかなり高騰しているとか。
今まではほんの一部の人が熱い視線を送っていただけなのに、裾野が広がったというかメジャーアイテムになってきたというか。

本場ドイツのバウハウス系が持つ質実剛健さとはちょっと違ったやさしい雰囲気があります。
Bienaise・Tolix・GRAS/RAVEL・Multiples・Jielde なんてところが有名どころ。
もちろん無名のモノでもステキなモノはたくさんありますが・・・。

追々紹介していきますが、まずはBienaise(ビエネーゼ)。
これらのイス、10万円/脚のプライスが付くこともありますが、とにかく資料がない。
約50〜70年前に工場やアトリエで使用されていたモノのようです。


こんな感じで色々なタイプがあります。
ハイスツール、スツール、チェアとSHも650〜450mmまで様々。
プライウッドの形状も様々でモデル違いなのか、オーナーが自分でカスタマイズしたのかはわかりません。
支柱に「Bienaise」の刻印があるモノがヨシ。

さすがに10万円/脚じゃ買いませんが、認知度がまだ低いため時々価値を知らない人が安ーく売っていたりもします。
左はヤフオク、中は都内の古道具屋で2脚まとめて格安販売していたモノ。
右は知り合いのビンテージ家具屋さんから、黒サビ加工が施されたモノを購入。

座り心地?
ご覧の通り、決して快適とは言えません・・・。
あくまでアートピースとして。


こちら↓はフランスの古いインダストリアルなウォールランプ。


本来は壁付ブラケットですが、我が家では床にポンッと置いて、フロアランプにしています。
で、元の塗装を剥離して、軽くサンダーで研磨するとこんな↓感じに。


ひと手間かけたら、グッと渋みと重厚感が増しました。
鋳鉄は室内で使用するなら錆の心配もなし。
サビ止めのためにラッカーを吹き付けるとテカテカになってしまい雰囲気が悪くなります。


どんな家でも似合うモノではありません。
家を選ぶ家具・・・。
「工業系家具が似合う家にしたい」
と考えれば、やはりそれなりのセンスと費用が必要です。

つづく・・・
posted by ミヤタカズヒコ | 10:10 | ■カグ | comments(0) | trackbacks(0) |
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